シンビジウムをはじめとする洋蘭・観葉植物の栽培・販売|うき洋蘭園

営業時間 8:00~18:00

さまざまな洋蘭を取り扱っています

一つ一つの花に心を込めて育てています。
ギフトを贈られる方の想いが、花を通じて相手の方の心に響くことを願っています。

シンビジウム
11~3月ごろに花が咲き、花は3ヶ月程度楽しめます。洋蘭の中で一番花持ちが良く、凍らなければ寒い部屋でも置き場所を選ばないので、お歳暮など冬の贈り物に最適です。
 

胡蝶蘭
優美な大輪の花から可愛らしい小輪の花まで、色も豊富にあります。お祝いや法要などの節目に贈る花として年間を通して人気があります。
 

オンシジウム
美しい蝶が舞っているような花です。
 

エピデンドラム
カラフルな小花をボール状に咲かせます。
 

デンドロビウム
「わがままな美人」「華やかな魅力」「思いやり」「謹厳実直」
 

デンファレ
「わがままな美人」「お似合いのふたり」「魅惑」「有能」
 

ご予算・目的に合わせてご要望にお応えしますのでお気軽にご相談ください。

洋蘭の育て方

~シンビジウム~

シンビジウムは暑さ・寒さに強く、洋蘭ビギナーにおすすめの花です
■開花期:11~2月
(ハウス栽培の場合。品種によっても時期が異なる)
■原産地:東南アジア、オセアニア
特徴
■ 品種が多様…(サイズ)大型・中型・小型。
花が垂れ下がるキャスケードタイプや小型のテーブルシンビジウムなど、従来の大柄タイプだけではないため、利用目的にあった品種を選ぶことができます。
(花色)赤・ピンク・白・黄色・オレンジ・緑・茶など色彩が豊富。
■ 耐寒性・耐暑性が強い…最低温度が3℃まで大丈夫です。
■ 他の洋蘭に比べて観賞期間が長い…2ヶ月以上観賞できます。管理方法によってはそれよりも長期間楽しむことができます。
家での管理方法(置き場所)
基本的に室内では、レースのカーテン越しに日光が当たるところが良いです。
[春]…遅霜の心配がなくなれば、戸外の風通しの良い木陰に。
[夏]…戸外の風通しの良い木陰に。
[秋]…残暑の間は夏と同じ。最低気温が10℃以下ならば室内に。
[冬]…暖房近辺を避け室内に。花が満開になったら低温管理を。

※若いつぼみの状態から花を咲かせるには、適度な日光と水が必要です。
※来年も元気な株にするために、満開の花は早めに根元から切って、切り花にすると良いです。

家での管理方法(水やり)
基本的に、植え込み材料のバーク(木のチップ)が乾いたらたっぷり与えると良いです。
[春]…2~3日に1回程度。
[夏]…毎日晴れた日の夕方に1回。雨が続く時は、乾き具合を見て水を控える。
[秋]…残暑の日は2~3日に1回。気温が下がってきたら3~4日に1回程度。
[冬]…3~5日に1回程度。花が満開になり低温管理をする場合は週に1回程度。

※株が鉢から盛り上がっていて水やりがしにくい場合は、水を張ったバケツに鉢のまま浸すと良いです。

次の年も花を咲かせられる!!★3つのコツ★

① 芽かき
春と秋の2回、葉芽の数を制限する

 

② 植え替え
春に一回り大きいサイズの鉢に植え替える

 

③ 肥料
適量の肥料を与える

季節ごとの作業紹介

春は植え替えや肥料やり、芽かきといった大事な作業を行う季節。
冬に綺麗な花を咲かせてくれることを期待して、作業にとりかかりましょう♪
POINT1-1 芽かき(春3~5月)
葉芽をそのままにしておくと葉ばかり茂って花がつきにくいため、数を制限することで花芽に充分な栄養を届け、花つきを良くする。

 
勢いのある大きな新芽を2本残し、残りの葉芽はかき取る。
このとき花芽まで取ってしまわないように注意する。
(※ ここで注意!下記『葉芽と花芽の見分け方』参照)

 
葉芽の根元を持ち、横に倒すように取る。

 
かき取った葉芽の根元を見る。断面に輪があると芯が残っていて、ほおっておくと再び芽が伸びてくるので、マイナスドライバーのような尖ったもので中をかき出す。
春以降に発生した葉芽は、その都度かき取る。

 
芽かき作業終了!

葉芽と花芽の見分け方

新芽が小さく見分けがつかない場合は、判断できる大きさになるまで待って芽かきをすると良い。

POINT2 植え替え(3~5月)
植え替え時期は桜の花が咲く頃(地域によって少しずれる)
株の状態を見て、植え替えをするかどうか判断する〔目安は2年に1回〕

株の状態により植え替えか株分けをします

植え替え
根が鉢の縁から盛り上がってきた
準備するもの:一回りサイズの大きいプラスチック鉢、バーク、肥料、はさみ、移植ごて

 
植え替えが必要な株

 
株を鉢から抜き出すと、鉢いっぱいに根が張っている

 
新しい鉢にバークを1~2cm分敷く

 
株を入れ、新芽の出ている方のスペースを空けてバークを注ぐ

 
1週間後、コーティング肥料を適量与える

 
植え替え作業終了!
株分け
株が大きくなりすぎていた
準備するもの:一~二回りサイズの小さい鉢、バーク、肥料、はさみ、移植ごて

 
株分けが必要な株

 
株を鉢から抜き出し、はさみなどで切り分ける。一株に3つ程度のバルブが目安

 
切り分けた株

 
新しい鉢に切り分けた株を入れ、新芽の出ている方のスペースを空けてバークを詰め込む

 
1週間後、コーティング肥料を適量与える

 
株分け作業終了!
POINT3 肥料
肥料のタイプを確認し、分量に気をつけて適量を与える

肥料が多すぎると肥料焼けを起こして、根傷み・葉枯れの原因になる。長期間効果を得られる”コーティング肥料”は年に2回、春と秋に与える。

夏の暑さは人間同様、シンビジウムにとっても油断大敵。
置き場所に注意して、葉焼けや病害虫にも気をつけて。
秋は待ちに待った花芽が伸びてくる季節。
春同様に、芽かきと肥料やりの作業を行いましょう。
POINT1-2 芽かき(秋9~11月)
葉芽をそのままにしておくと下に控えている花芽が出てこないので、
春の芽かき同様、葉芽はかき取ってしまう。
開花まであと少し。
お部屋の高温・乾燥に注意し、綺麗な花を楽しみましょう♪
支柱を立てる
花芽がある程度伸びてきたら支柱を立てましょう。支柱を立てることで茎が折れるのを防ぎ、見栄えを良くすることができます。立てる際は無理やり支柱に添えると折れることがあるので、注意しながら少し余裕を持たせて留めてください。
花芽が伸びきってから支柱を立てると茎が硬くて折れやすいので、まだ若くて軟らかいときに支柱を立てると良いでしょう。
主な害虫・病気

ハダニ(春~秋)
葉の裏側が白くなり、株を弱らせる。虫は虫眼鏡で見える。→市販の殺ダニ剤を葉の裏側にかける、または布で拭く。株を過剰に乾燥させないことでダニの予防になる。
 
カイガラムシ(春)
古株の葉の裏側や葉が重なったところに付きやすく、株を弱らせる。→歯ブラシなどで擦り取り、専用の殺虫剤で駆除する。枯れ葉後の根元の皮をこまめに取り除くと防虫対策になる。
 

ナメクジ・カタツムリ (秋)
新芽や花芽の柔らかい部分を好んで食害する。→市販の誘殺剤で駆除する。戸外に置いている間に取り付くので、室内に入れる際は確認する。
 

アブラムシ(秋~冬)
花芽や花に付き、液汁を吸って花を傷める。→少ないときはぬれた布で拭き取る。多いときは市販の殺虫剤を使用する。秋に害虫防除の薬剤をまいておくと予防になる。
 

生理障害(年中・特に夏)
古いバルブでないのに葉の先から茶色に枯れてくる。→害虫や葉焼けが原因なので、それを起こさないように予防する。
 

腐敗病・軟腐病(年中・特に夏)
株元から腐敗する。他への伝染を防ぐため、早く処分する。→害虫を起こさないように管理方法や薬剤で予防する。

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