熊本県宇城市の、うき洋蘭園。シンビジウムをはじめとする洋蘭や観葉植物の栽培・販売を行っています。

洋蘭・観葉植物の栽培・販売

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うき洋蘭園パンフレット

開花情報カレンダー

洋蘭の育て方


“暑さ・寒さに強く、

洋蘭ビギナーにおすすめの花です”

■開花期:11~2月
(ハウス栽培の場合。品種によっても時期が異なる)
■原産地:東南アジア、オセアニア

特徴
■ 品種が多様…(サイズ)大型・中型・小型。
花が垂れ下がるキャスケードタイプや小型のテーブルシンビジウムなど、従来の大柄タイプだけではないため、利用目的にあった品種を選ぶことができます。
(花色)赤・ピンク・白・黄色・オレンジ・緑・茶など色彩が豊富。
■ 耐寒性・耐暑性が強い…最低温度が3℃まで大丈夫です。
■ 他の洋蘭に比べて観賞期間が長い…2ヶ月以上観賞できます。管理方法によっては
それよりも長期間楽しむことができます。
家での管理方法(置き場所)
基本的に室内では、レースのカーテン越しに日光が当たるところが良いです。

[春]…遅霜の心配がなくなれば、戸外の風通しの良い木陰に。
[夏]…戸外の風通しの良い木陰に。
[秋]…残暑の間は夏と同じ。最低気温が10℃以下ならば室内に。
[冬]…暖房近辺を避け室内に。花が満開になったら低温管理を。

※若いつぼみの状態から花を咲かせるには、適度な日光と水が必要です。
※来年も元気な株にするために、満開の花は早めに根元から切って、切り花にすると良いです。

家での管理方法(水やり)
基本的に、植え込み材料のバーク(木のチップ)が乾いたらたっぷり与えると良いです。

[春]…2~3日に1回程度。
[夏]…毎日晴れた日の夕方に1回。雨が続く時は、乾き具合を見て水を控える。
[秋]…残暑の日は2~3日に1回。気温が下がってきたら3~4日に1回程度。
[冬]…3~5日に1回程度。花が満開になり低温管理をする場合は週に1回程度。

※株が鉢から盛り上がっていて水やりがしにくい場合は、水を張ったバケツに鉢のまま浸すと良いです。

次の年も花を咲かせられる!!★3つのコツ★

春は植え替えや肥料やり、芽かきといった大事な作業を行う季節。
冬に綺麗な花を咲かせてくれることを期待して、作業にとりかかりましょう♪
[POINT1-1 芽かき(春3~5月)]
葉芽をそのままにしておくと葉ばかり茂って花がつきにくいため、
数を制限することで花芽に充分な栄養を届け、花つきを良くする。

【手順】

  • 勢いのある大きな新芽を2本残し、残りの葉芽はかき取る。
    このとき花芽まで取ってしまわないように注意する。(※ ここで注意!『葉芽と花芽の見分け方』参照)
  • 葉芽の根元を持ち、横に倒すように取る。
  • かき取った葉芽の根元を見る。断面に輪があると芯が残っていて、ほおっておくと再び芽が伸びてくるので、マイナスドライバーのような尖ったもので中をかき出す。
    春以降に発生した葉芽は、その都度かき取る。
  • 芽かき作業終了!

『葉芽と花芽の見分け方』
新芽が小さく見分けがつかない場合は、判断できる大きさになるまで待って芽かきをすると良い。
 
[POINT2 植え替え(3~5月)]
植え替え時期は桜の花が咲く頃(地域によって少しずれる)
株の状態を見て、植え替えをするかどうか判断する〔目安は2年に1回〕

(A) 植え替え
準備するもの:一回りサイズの大きいプラスチック鉢、バーク、肥料、はさみ、移植ごて
【手順】

  • 植え替えが必要な株。
  • 株を鉢から抜き出すと、鉢いっぱいに根が張っている。
  • 新しい鉢にバークを1~2cm分敷く。
  • 株を入れ、新芽の出ている方のスペースを空けてバークを注ぐ。
  • 1週間後、コーティング肥料を適量与える。
  • 植え替え作業終了!

(B) 株分け
準備するもの:一~二回りサイズの小さい鉢、バーク、肥料、はさみ、移植ごて
【手順】

  • 株分けが必要な株。
  • 株を鉢から抜き出し、はさみなどで切り分ける。一株に3つ程度のバルブが目安。
  • 切り分けた株。
  • 新しい鉢に切り分けた株を入れ、新芽の出ている方のスペースを空けてバークを詰め込む。
  • 1週間後、コーティング肥料を適量与える。
  • 株分け作業終了!

[POINT3 肥料]
肥料のタイプを確認し、分量に気をつけて適量を与える
肥料が多すぎると肥料焼けを起こして、根傷み・葉枯れの原因になる。長期間効果を得られる”コーティング肥料”は年に2回、春と秋に与える。

 
夏の暑さは人間同様、シンビジウムにとっても油断大敵。置き場所に注意して、葉焼けや病害虫にも気をつけて。
 
秋は待ちに待った花芽が伸びてくる季節。
春同様に、芽かきと肥料やりの作業を行いましょう。
[POINT1-2 芽かき(秋9~11月)]
葉芽をそのままにしておくと下に控えている花芽が出てこないので、
春の芽かき同様、葉芽はかき取ってしまう。

開花まであと少し。
お部屋の高温・乾燥に注意し、綺麗な花を楽しみましょう♪
花芽がある程度伸びてきたら支柱を立てましょう。支柱を立てることで茎が折れるのを防ぎ、見栄えを良くすることができます。立てる際は無理やり支柱に添えると折れることがあるので、注意しながら少し余裕を持たせて留めてください。
花芽が伸びきってから支柱を立てると茎が硬くて折れやすいので、まだ若くて軟らかいときに支柱を立てると良いでしょう。
ハダニ(春~秋)
葉の裏側が白くなり、株を弱らせる。虫は虫眼鏡で見える。→市販の殺ダニ剤を葉の裏側にかける、または布で拭く。株を過剰に乾燥させないことでダニの予防になる。

カイガラムシ(春)
古株の葉の裏側や葉が重なったところに付きやすく、株を弱らせる。→歯ブラシなどで擦り取り、専用の殺虫剤で駆除する。枯れ葉後の根元の皮をこまめに取り除くと防虫対策になる。

ナメクジ・カタツムリ (秋)
新芽や花芽の柔らかい部分を好んで食害する。→市販の誘殺剤で駆除する。戸外に置いている間に取り付くので、室内に入れる際は確認する。

アブラムシ(秋~冬)
花芽や花に付き、液汁を吸って花を傷める。→少ないときはぬれた布で拭き取る。多いときは市販の殺虫剤を使用する。秋に害虫防除の薬剤をまいておくと予防になる。

生理障害(年中・特に夏)
古いバルブでないのに葉の先から茶色に枯れてくる。→害虫や葉焼けが原因なので、それを起こさないように予防する。

腐敗病・軟腐病(年中・特に夏)
株元から腐敗する。他への伝染を防ぐため、早く処分する。→害虫を起こさないように管理方法や薬剤で予防する。

よくある質問

自宅に温室ハウスを持っていないのですが、なくても育てられますか?
はい、栽培することができます。シンビジウムは全般に暑さ・寒さに強いので、家庭で最も育てやすい洋蘭の一つとされています。本ページを参考に、季節ごとに置き場所を変えて育ててください。
マンション(アパート)住まいなので、ベランダではどのように管理したらいいですか?
ベランダはコンクリートなので熱くならないようにするために、直接下に置くのは避けてすのこなどの上に置き、50%の遮光ネットで日除けします。直射日光は葉焼けの原因になりますので注意してください。 夏は午後からの強い照り返しや西日にも要注意です。
いろいろな種類の蘭を育てているのですが、同じように管理して良いですか?
一口に洋蘭といっても種類は数多くあります。その中には高温性の蘭(胡蝶蘭・バンダなど)や中温性の蘭(カトレア・パフィオぺディラムなど)、低温性の蘭(シンビジウムなど)があり、それぞれ成育に適した温度は違います。 何種類かの蘭を育てる場合は各々の蘭の特徴を理解し、同じ適温のものを集めて管理すると良いでしょう。
葉が黄色に変色するのはなぜですか?
葉の変色の原因は、葉焼け・肥料切れ・病気によるものの3通り考えられます。
葉焼けの場合、強い直射日光に当たったことで葉が日焼けを起こして黄色くなり、さらに進むと茶色く枯れてしまいます。葉の途中が枯れていたり、所々まだらになっているときはまず葉やけを疑ってください。
肥料切れの場合は、色があせてきたような感じで葉全体が黄色になります。
肥料の時期を確認し、適切な分量を与えてください。
病気が原因と考えられるのは、本ページの『主な害虫・病気』を参照してください。
花色が去年と違うのはなぜですか?
「去年より花色が薄い」「色が変わったように見える」etc…同じ株でも翌年花色が変わることがあります。それは色の系統・温度・光線が関係しています。 比較的変わりやすい花色はピンク・緑です。ピンク色の花は紫外線と低温で綺麗に発色します。生産者の栽培方法に比べて一般家庭では日照量が不足がちになり、花が白っぽくなることがあります。また、緑色の花弁も濁ってしまうことがあります。 元の花色を出すにはテクニックが必要なので、最初は戸惑うかもしれませんが、ご家庭で咲いた自然の色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
つぼみが黄色に変色して落ちてしまうのはなぜですか?
つぼみのまま花が落ちてしまうことを”花飛び”といい、高温・乾燥によって起こります。 レースのカーテン越しのやわらかい日光に当て、風通しを良くしてください。
植え込み材料はバークを使った方がいいのですか?
当園ではシンビジウムの植え込み材料に、全てバーク(木のチップ)を使用しています。 バークは排水性と肥料もちが比較的良く、現在のシンビジウム栽培の主流となっていますので、ご家庭でもバークの利用をおすすめします。
肥料は何を選べば良いですか?
肥料は《有機質肥料》と《化成肥料》があり、以前は油かすのような有機質タイプのものがよく利用されていました。 有機質肥料の利点は長期的に効果が得られることですが、欠点として、臭いがきつく虫・カビが発生しやすいうえ、軟腐病などの病気の原因となることが挙げられます。 これらの欠点を補うものとして、化成肥料が登場しています。1~2ヶ月ごとに肥料を与える必要があるものから、1年程度効果を得られるコーティング肥料もあります。 当園では上記のコーティングタイプを使用しています。これは1年のうち、植え替え時期の4月頃に1回与えるだけでいいので、追肥の必要がありません。管理スタイルに合わせて選んでみてはいかがですか。
鉢はどのタイプのものを選べば良いですか?
鉢の種類として、プラスチック鉢・素焼き鉢・陶器鉢などいろいろありますが、「蘭鉢」と呼ばれる、シンビジウム栽培に適したプラスチック鉢を選ばれることをおすすめします。 これは鉢底にたくさんの穴があり、軽くて管理がしやすい利点もあります。 贈答用などで陶器鉢に入ったものは、プラスチック鉢ごと陶器鉢に入れてあるのがほとんどなので、観賞し終わったら陶器鉢から取り出して管理してください。